妊娠は自然な現象ですが、赤ちゃんの成長過程はとても早く、様々な要因によって異常を示すことがあります。赤ちゃんの奇形や発育異常、妊娠による母体の異常など誰でも異常が起きてもおかしくない状況が続きます。妊婦健診を受けることで赤ちゃんや母体の異常を早期発見し、管理を行い、安全な妊娠、出産を目指していきます。当院では分娩を行っていない為、妊娠初期から妊娠32週程度まで健診を行います。必要に応じて周辺の高次医療機関に受診相談も可能です。
妊婦健診
妊婦健診
妊娠は自然な現象ですが、赤ちゃんの成長過程はとても早く、様々な要因によって異常を示すことがあります。赤ちゃんの奇形や発育異常、妊娠による母体の異常など誰でも異常が起きてもおかしくない状況が続きます。妊婦健診を受けることで赤ちゃんや母体の異常を早期発見し、管理を行い、安全な妊娠、出産を目指していきます。当院では分娩を行っていない為、妊娠初期から妊娠32週程度まで健診を行います。必要に応じて周辺の高次医療機関に受診相談も可能です。
妊婦健診を行う目的には以下のようなものがあります。
勿論、初期・中期・後期だと、チェックすべき項目や指導内容は妊娠週数毎に違います。また、妊婦健診の間隔は妊娠週数により違いがあります。基本的な健診項目である血圧、体重、浮腫の有無、尿検査(蛋白尿/尿糖)は毎回チェックしますが、その他の項目については妊娠週数により異なります。
妊娠11週から13週の赤ちゃんの形態的な異常や妊娠19週から21週の赤ちゃんの性別や内臓の異常がないかなどを確認します。
妊娠中の赤ちゃんの表情や形態をより立体的に、わかりやすく見ることができます。赤ちゃんの向きによっては検査ができない場合があります。
妊娠中の胎児の検査をし、異常を診断することを出生前診断と言います。すべての生まれてくる赤ちゃんの数%に何らかの異常があります。妊娠中に超音波検査や採血検査、羊水検査などで異常を診断し、ご両親と情報を共有、治療など特別な管理が必要かなどを検討します。当院では超音波検査による胎児の形態異常や採血検査のマーカー検査を採用しています。非確定検査ですが、検査を組み合わせることでできるだけ異常を見逃さないようにしています。ご希望や必要あれば高次施設へ確定検査の依頼も可能です。